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KIKU 01
2026年2月6日 update

※ 2025年3月3日に公開された記事を移行しました
text & 選盤 by 山口薫text 1 : はじまり
音楽とひとえに言っても いつからなのか、うまれるまえから はじまっているよにおもうけど。はじめての習いごとは七歳からのお琴で、4つ歳上の姉が先に習っていることもあり、お茶とお菓子を食べれるという理由でチビのわたしは習う前に姉にくっついて行ってた。家からすぐ近く。小学生に上がる頃、先生から、「やってみる?」ときかれ何も考えず即答
いざ、、
お琴は 先生と向き合って タイマンスタイル。まず 調弦(チューニング)からはじまる。和音で鳴らしながら合わせる。それが、私の音をきくときの感覚をつくっているんだとおもう。ビューンとそれから17歳くらいまで(不真面目に)一応習った(古典音楽の世界をずっとやれなかった)小学生時代音楽部に入りティンパニー(打楽器)中学生時代ブラスバンドにてコントラバスを。
ブラスバンドも入る予定なかったが、見学に行ったときに ちょうど皆さんがセッションしたのをきいて
ギューン!と全身に響いてしまい「入ります」と言ってしまう(本当は美術部に入りたかったのに)もう何も考えていない
でも音楽は考えなくていい生音の中にいる日常、そうしていると中学生の同級生から誘われてライブバンドが好きになり、ライブハウスなど、、音楽がきっかけで10代県外へ行ったり文通したり友人がたくさんできた。50歳になり今もおなじだな、、と 笑
私のフィーリングはそこにある(と思う)
知らない世界を教えてくれる人たちがたくさんいる うれしいイメージで会話したり
イメージを行動に起こしたり
いい音に満ちて寄り添ってくれたり 音を鳴らす人そこに居る人人が祝福されるような世界を思ったりする今日この頃 (p.s/無音も好きです、くうきがあれば)
—————————————————text 2 : 音楽
心臓のなり
うぶごえ
何もないところ
何もないところ日差し
葉っぱのゆれ
蛇口から漏れるしずく揺れる
下の歯がはえたよ
流れる涙
汗
言葉をのみこむとき
吐き出せるようになったとき
何もわからなくなる
光になる
抜け出す
無重力
書き手:山口薫
picnic https://www.instagram.com/chaos.picnic/
熊本城、県立美術館分館近くで飲食店/ギャラリーを経営し人や文化の交流の場を提供。カルチャーの交錯する店内からは様々な文脈やルーツも感じられます。カルチャーに携わる人たちの憩いの場を守る山口薫さんにテキストを依頼しました。ドイサイエンスを筆頭にオルタナティブな土壌や、またクラブカルチャーが形成されている街の景色。柔らかな行間の内側から響く話すような言葉たちをどうぞ (編集者)